エルベンタール条約


·象徴君主は君主国家連邦(以下、連合国家)に於ける三皇室(新ハプスブルク家·大君家·ルクセン公家・オルディナ家・シェラザード王家)の血筋に該当する者又はその配偶者を連合国家の最高権威者又は代表者たる「天可汗」として即位させる、ただし此等の解釈については別途君主国間条約を尊重する。
·連合国家の最高執行機関は、加入国家の君主や首相以下の閣僚、両国の議会議長などで構成される「国家連合会議」で、「国家元首」である「最高国家会議議長」(国家首相に相当)は 、加入国家の君主が交代で務める。
·連合国家の機関として、二院制の上院議会(加入国家の議会議員から選出される「連合会議(連合院)」と、両国国民の有権者から普通選挙で直接に議員を選出する「代表者会議(代表院)」とで構成)、「閣僚会議」(会議の長である「閣僚会議議長」は議会議長に相当)と称する連合国家内閣、連合国家最高裁判所、連合国家会計検査院などを設置する。
·連合国家自体も連合国家構成国も、ともに主権国家(独立国家)としての諸権利を保有する。
·単一通貨の導入。
·連合国家構成国の国民は、連合国家構成国と連合国家自体の両方の国籍を保有する。
·関税を含めた共通の税金制度の導入。
·加入国家の統合の進行度を見て、連合国家独自の憲法を制定する。
·加入国家の統合軍委員会=連合国家国境沿岸軍、加入国家保安庁国境沿岸部=ドラグマ教導十字軍を統合した超法規的連合国家警備機関の設置と編成など。

エルファリア憲章